ionicons-v5-m

INTRODUCTION

ある出来事をきっかけに父親と衝突して家を飛び出してしまった小春。
心配した友人らが行方を捜すが、後ろめたい気持ちで家に帰ることができない彼女が、偶然に看護助手として働くことになった病院で、様々な人々と触れ合うことにより徐々に自分と向き合うようになる。
そんなある日、大好きだった鈴子ばあちゃんに教えられた大切な言葉をふと思いだし、ある決心をする・・・。
今や2人に1人が罹る“がん”。多発性骨髄腫(血液がんの一種)と診断された精神科医であり女優としても活動する楠部知子が、今だからこそとの想いを込めた映画を創ることで、同じ病気の患者や、その家族に留まらず、困難に向き合っている多くの人に生きる勇気を届けたいと立志。人は真に繋がり支え合える、少しの勇気を持つことで成長し何度でもやり直せる。そんな《人生に前向きになれる》メッセージを贈りたいという想いで、治療を継続しながら出演と製作に奮闘し、主人公の様々な人との出逢いを通して、家族の絆を取り戻すヒューマンドラマを完成させた。主人公 小春役に『沖縄NICE映画祭』で2年連続俳優賞を受賞した水村美咲、ひより役は『キラピチモデルオーディション』グランプリの千原ゆら、芸能生活60周年の由美かおるは48年ぶりの映画出演にして初の“おばあちゃん”を演じ主題歌も担う。末期がん患者に柴田理恵、その主治医に佐野史郎というベテラン俳優を配し、ドラマに厚みを持たせる名演で魅せる。

STORY

人に言えない悩みを抱え、孤立してしまった小春は家出をし、一旦は現実逃避するも、心配する仲間や友人、鈴子ばあちゃんに支えられ、徐々に自分を取り戻してゆく。看護助手として新しく勤めることになった病院では、がんの闘病生活を送りながらも明るく毎日を生きる女性3人組のキャンサーズ、自身の病状を受け入れ、残りの人生を自宅で過ごすために退院を選択した由紀など、それぞれの在り方でがんと向き合う患者や、周囲の人たちの想いや人生に触れ、これからの人生をどう生きるべきか模索する。-- 小春の過去にいったい何があったのか・・・。そして、彼女が決意した生きる道とは・・・。

CAST

水村美咲
阪口小春役
15歳で大阪の養成所に入所したことをキッカケに芝居の世界へ。
2019年に東京へ上京。2022年、松本動監督にオファーを引き受けて頂き製作した映画「在りのままで咲け」「在りのままで進め」で原案・企画・プロデュース・主演を務め、自ら配給も行う。沖縄NICE映画祭で2年連続俳優賞を受賞。その他、行定勲監督「どこから来て、どこへ帰るの」ではメインキャスト小夜役に抜擢され、橋口亮輔監替「ずっくん」では当て書きされたりカ役を演じた。
千原ゆら
阪口ひより役
2014年7月11日生まれ。11歳。大阪府出身。
2024年に女子小学生向け雑誌「キラピチ」(学研)の第11回キラピチモデルオーディションにてグランプリを受賞。同年6月号より専属モデルとしてモデルデビュー。モデルとして人気を集める一方、映画・ドラマへの出演など俳優としても活動の幅を広げている。
由実かおる
阪口鈴子役
京都府出身。15歳でテレビ番組「11PM」に出演、ダンスと歌を披露。1966年ゴールデンアロー賞にて新人賞を獲得し、新鮮さとキュートな魅力が大きな話題となる。
また、同年公開の映画「夜のバラを消せ」で石原裕次郎氏の相手役として抜擢される。その後、海外ではテレビ・ユーロビジョンで西ヨーロッパ全域にワンマンショーが放映され、映画やテレビ、舞台などで多くの作品に出演。1986年より25年間「水戸黄門」に、かげろうお銀、疾風のお絹としてレギュラー出演。ゴールデンアロー賞4回他、各種の受賞歴多数。合気道4段。
厚生大臣の私的諮問機関「国民健康会議」委員、厚生省「医療審議会」委員、大阪国際女子大学客員講師などを歴任。35年以上続けている「健康と美」をテーマとした呼吸法「由美かおるコア・ブリージング」でデビュー当時と変わらぬ美しさを現在も維持、全国で公演活動も行っている。2026年芸能生活60周年を迎える。
佐野史郎
由紀の主治医 上田博役
1975年、劇団「シェイクスピア・シアター」の創設メンバーとして参加。1980年、唐十郎の「状況劇場」入団、1984年まで在籍。1986年に林海象監督『夢みるように眠りたい』にて映画初出演(主演)。 1992年、 TBS金曜ドラマ『ずっとあなたが好きだった』の桂田冬彦(冬彦さん)を演じ、社会現象となる。 俳優業の他、音楽、写真での活動も続けており、ライフワークとして「小泉八雲・朗読のしらべ」をギタリストの山本恭司と共に2007年より継続中。
柴田理恵
がん患者 山本由紀役
富山県出身。明治大学文学部演劇学科卒業。劇団東京ヴォードヴィルショーを経て、1984年に久本雅美らとWAHAHA本舗を設立する。バラエティ、テレビドラマ、映画、ラジオと多方面で活躍中である。最近では劇団公演以外にも小劇場の舞台に精力的に出演している。主な出演作は、ドラマ『サザエさん』『ひよっこ』『続・続・最後から二番目の恋』、映画『化粧師』『来る』『老後の資金がありません』『遠い山なみの光』、舞台『喜劇売らいでか! 』『スターマン』『大誘拐』など多数。 2026年11月ワハハ本舗全体公演予定
国木田かっぱ
由紀の夫 山本貴史役
1964年4月26日 大阪府生まれ。
俳優・タレントとして幅広く活躍。
「おちょやん」「ブギウギ」など多くのNHK朝ドラに出演し、「科捜研の女」「遺留捜査」など人気シリーズにも多数出演する実力派。映画「茜色の約束」「多十郎殉愛記」「かぞくわり」などでも存在感を示し、近年では脚本・舞台演出にも精力的に取り組んでいる。

STAFF

楠部知子
企画・プロデュース・出演(キャンサーズ・⻑谷川蘭役)
名古屋市出身。(グレース所属。ロクメイカン代表。)
精神科医・産業医として37年間外来診療に勤める他、児童相談所・教育センター・児童心理治療施設などに児童精神科医として広く関わる。児童虐待を扱った映画「ひとくず」、発達障害を扱った「ヌーのコインロッカーは使用禁止」、障害を持つ母子を描いた「ウサギの親子」などに原案・医療監修・役者として関わる。
38歳で大腸癌に罹患。2023年春多発性骨髄腫の診断を受け、骨髄移植後 現在も抗がん剤治療を継続中。同時にがん治療中の女優3人でキャンサーズを結成。明るく前向きに治療経過や生きる姿をYouTubeで発信中。
役者としては、舞台・朗読公演・朝ドラ・CM・映画「茶飲友達」「にしきたショパン」など 出演歴多数。
フォロワーのコメントに応え「がんの今だからこそ出来ることを」と、がんや病気の方々のみでなく、困難な状況にいる方々に “あと一歩”と前を向いて進んで貰える様な映画作りたいと、『小春日和〜Indian Summer~』の製作に取り組む。
松本動
監督・脚本
東京都立川市出身。90年代から8mmフィルムで自主映画制作を始め、その後に商業映画の道へと進み、石井隆、山崎貴、中村義洋、矢崎仁司、佐藤信介等の監督作品に助監督として従事。大林宣彦監督「花筺/HANAGATAMI 」では監督補佐として多くのシーンで演出を任された。現在は監督として活動し、作品が国内外の映画祭に290以上選出され、多くのグランプリを含む108冠獲得の高い評価を得ている。中でも「公衆電話」は、米国アカデミー賞公認『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018』にてベストアクター賞を受賞するなど、国内外70以上の映画祭を席巻し、8つのグランプリを含む23冠に輝き、その続編「カセットテープ」は、『第6回八王子Short Film映画祭』において、グランプリ&観客賞のW受賞。長編映画「星に語りて~Starry Sky~」は『第37回日本映画復興賞』で復興奨励賞を受賞し、観客動員数5万人を突破している。
女優の水村美咲が主演・プロデュースをした短編「在りのままで咲け」、長編「在りのままで進め」の姉妹作品の同時公開も好評を受け、池袋シネマ・ロサとシネマ・チュプキ・タバタでのアンコール上映を果たし、国内外の映画祭ではグランプリを含む複数の賞を受賞。
他には乃木坂46のショートムービー 「バージン・ブリーズ」 が好評を博すなど、アイドル作品から社会派映画まで幅広い映像分野で活躍している。
「アンジーのBARで逢いましょう」では日本映画史上最高齢の主演女優として草笛光子を迎え、新宿ピカデリーとシネスイッチ銀座を封切館としてスタートし、全国公開された。